ネット通販だけは「高度成長期」の真っ只中

 

日経新聞によると、2016年のネット通販市場は15兆1358億円と、15兆円を突破。
これは5年前のほぼ倍とのこと。
年平均にすると毎年12%強の成長をしていることになります。
ネット通販は高度成長真っ只中です。

ところで日本の高度成長期は
1954年(昭和29年)〜1973年(昭和48年)
と言われています。
この19年間に国民総生産(GDP)は
8兆円 → 119兆円
と15倍に、この間20年近くも平均15%の高度成長を維持していたことになります。

しかしお察しの通り、この高度成長期はまさにモノの値段が上がるインフレの時代です。
同じモノを同じだけ作っても値段が上がった分、勝手に成長してしまうのです。
そのインフレ分を差し引けば、高度成長期の成長率は、10%にはるかに届きません

ひるがえって現在のネット市場は、デフレの中での12%成長です。
GDPが 500兆円前後で足踏みしている中では、15兆円近い市場規模も存在感を増しています。
繰り返しになりますが、ネット通販は高度成長真っ只中です。
これに乗らない手はありません。

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