中高年からのマンション投資は、「団信」付で。

 

私ごとですが、個人で借りているローンを見直し中です。
20数年前に買った自宅マンションの「住宅ローン」は、もう少しで完済です。
見直しているのは、12年前に買った投資用マンションの事業性ローン。
いわゆる「アパートローン」です。

当初5,000万だった借入は、現在残高3,500万。
残りは18年。
金利は2.45%、今となっては高い金利です。
この12年間、市場金利は下がり続けたのに、銀行の基準金利「短期プライムレート」は高止まりしたまま。
ですから、こちらから銀行に金利下げ要求をしなければ、ずっと高いままになってしまいます。
銀行から電話がかかってきて、「下げましょか」とは言ってくれないのです。
金利交渉すれば、かなり下がることも分かっていたのですが、面倒くさいのでほったらかしにしていました。

それが最近、「見直そう !」と思うようになりました。
ある地方銀行の担当者との会話で、「アパートローン」にも団信(団体信用生命保険)を付けれることを知ったからです。
私は、団信は自宅用の「住宅ローン」に付けるものであり、事業性の「アパートローン」には付けれない、と思い込んでいました。
実際、私が借りている銀行では、「アパートローン」に団信は付けれません。

団信はご存知の通り、借主が返済期間中に亡くなると、残金を生命保険が支払ってくれるというもの。
自宅を買うときの住宅ローンには原則団信が付いているので、残された家族は借金の無い状態で自宅に住み続けることが出来ます。
お父さんが亡くなって、収入が無くなるうえに、ローンが支払えず自宅を追い出される、なんてことはありません。
逆に言うと、団信があるからこそ、思い切ってマイホームを買うことができるのです。

しかし「アパートローン」の場合、借主が亡くなっても家賃は変わらず入ってきます。
その意味で、団信を付ける理由は無いのです。
調べてみると確かに、「アパートローン」に団信を付けれる銀行と付けれない銀行があるようです。
付けれる銀行でも、あくまで借主の希望で付ける、というもの。
義務ではありません。

50歳を過ぎた私に、この団信の話はフックしました。
「アパートローンに団信を付けよう!」
自分に何かあったら借金はチャラ、投資用マンションは家族に残せる。
50代はまだまだ、仕事もお金も大きく動く、先行き不透明な期間です。
それだけに、家族に残す資産をフィックスできるのは有難いです。

ただ住宅ローンに比べ、アパートローンの団信は料率が若干高め
今相談している銀行では、0.6%の金利上乗せになります。
それを含めても1.8%、これまでよりかなり下がります。
中高年からマンション投資をするなら、「アパートローン+団信」はメリット大です。

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