生保の好変化に期待

 

明治安田生命の積立保険「ライト」がヒットしているそうです。
あの宇宙人みたいな、かわいいキャラクター「ライト!くん」のCMのやつです。
初めて生命保険に加入する若年層をターゲットにしたこの商品は、予測をはるかに超える契約件数ということです。

明治安田の営業所長によると、「生命保険への加入率が低い若年層を取り込むための戦略商品なので、採算度外視」なのだそうです。
これが売れても営業所の業績にはほとんどカウントされないとか。
それでも毎日、相当数の問い合わせが明治安田の本社に入り、その顧客情報が管轄する営業所に転送されます。
これまでにほとんどなかった、店頭での飛び込み客もあるそうです。

ところで明治安田生命とは会社も個人も長い付き合いがあるのですが、ここ2年くらい生保側のスタンスが変化しているのを感じます。
(私の個人的見解です)
以前は、保険業界が勝手に設定した「保険の月」である2月や7月には強力な「頼み込み営業」がありました。
しかし最近は、強引な勧誘はなくなりました
新規契約数重視から取引残高重視に、方針転換したように感じます。
もともと生保は顧客の資産を長く預かるストック型の商売ですから、この方針転換は顧客にとってもしっくりきます。

朝礼も変わったそうです。
「教育朝礼」と称し、本部が用意した1ヵ月のカリキュラムに沿って、いろんなテーマを全員で勉強するのだとか。
働き方改革の取り組みも。
残業の管理の厳格化はもちろん、仕事の効率化にも注力しています。
例えば支社長から所長への昼間のメールは原則禁止なのだそう。
上層部からの叱咤激励やヒアリングのメールに、現場が過剰反応して仕事を停滞させることがないように。
これも素晴らしい。

正直、これまでは生保から電話があると、「また勧誘か」と身構えていました。
「生保」=「勧誘」
でした。
「勧誘」されるのではないかという心配をする必要なく、保険のこと、企業紹介、ファイナンスなどの相談が出来るようになれば、もっともっと生保会社を活用できます。
明治安田の変化に期待、です。

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