「博多」のインバウンド事情

ゴールデンウィークに入り、久しぶりに博多に行ってきました。
予想はしていましたが、外国人旅行者の多いこと
中洲のドン・キホーテは深夜になっても、みやげ物を探す旅行者で熱気ムンムンでした。
 
博多では、東京や大阪など他の大都市に比べて、韓国からの旅行者の割合が圧倒的に高いように見えました。
釜山からであれば飛行機でなくても、博多までフェリーや高速船も出ています。
JR九州が運営する高速船なら、片道3時間ちょっと。
料金も往復で1万前後です。
韓国から見て博多は近くて安い外国なんですね。
 
ところで、「博多」は私たちにとっても「行きたい魅力的な街」です。
ブランドショップや百貨店が充実しているのはもちろん、「九州の109」天神コアには女の子たちのトレンドもしっかり揃っています。
(ちなみに博多の女の子は昔から流行に敏感で、東京で流行ったものは次に博多で売れる、という傾向があります。)
どこで何を食べても美味しい、とくに新鮮な魚と焼酎の組み合わせは本当にリーズナブルです。
屋台でジャンクなつまみを頼んでビールをあおり、最後に長浜ラーメンでシメる。
これも博多ならではの楽しみですね。
ホテルの安さも考慮すれば、博多はコスパが素晴らしくいい街です。
韓国人旅行者が、「日本を楽しむ」のであれば、わざわざ東京にいく必要はないでしょう。
 
考えてみれば、「博多」は昔から九州の「首都」としての賑わいがありました。
休日には九州中から首都・博多に向けて人が集まってきます。
そこに韓国からの人たちも加わったのかも知れません。
ホテルの駐車場でも、レンタカーで出発する韓国人家族を何組も見かけました。
団体旅行ではなく家族旅行なんですね。
大陸に近い博多は、他の都市とは違うインバウンドの盛り上がりが続きそうです。
 

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