スタイリッシュだけでは困ります !

 

JRの新幹線の駅がどこもかしこもキレイになっています
外国人の旅行客が増えていること、東京オリンピックを控えていることが背景にあるんでしょう。
JR東海のIR資料を見ても、新幹線の乗客数はリーマンショックの影響で落ち込んだ2010年3月期が1億3800万人。
それ以降は順調に回復、2016年3月期は1億6300万人に達しています。
観光客が増え、駅もキレイになることは素晴らしいことです。

しかし、一点どうしても気になることがあります。

それは男子トイレの小用の便器です。
つい先日も新神戸駅の構内トイレを利用したのですが、やはりダメです。
スタイリッシュで「美しい」TOTO製。
http://www.toto.co.jp/products/public/restroom/restroom_item_01/product/urinal/index.htm
多分機能的にも優れているのでしょう。
しかし致命的な欠点があります。
隣の様子がほぼ見えてしまうのです。
もっちゃりした従来型では、そんなことはありませんでした。
スタイリッシュと引き換えに、隠す機能が失われたのです。

JRの決定権者の方々は、実際に並んで試されたのでしょうか。
あの便器を使うのなら、隣との間に仕切板が必須です。
仕切板を入れることが出来ない狭いスペースなら、このタイプはNGです。

このタイプのものは最近高速道路のサービスエリアでも増えています
私はそれを見るたびに、「男子トイレも女性が設計しているのかな」と思ってしまいます。
男性にも、オッさんにも羞恥心があるのです。

こんなことを気にしているのは、私だけでしょうか。

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