麻布十番の焼き鳥屋で盗み聞き

 

 

知人と麻布十番の焼き鳥屋で食事をしていたときのこと。
私たちより少し後にバックパックを背負った30歳前後の男性が入ってきました。
待ち合わせをしていたらしく、すぐに同世代の男性2名が来ました。
その2人もバックパックでした。
3人の話が始まり、なんとなく聞こえる話を聞いていると、だんだんそっちが気になってきました。 
どうも3人は大学か最初の会社が一緒で、今はそれぞれ違う仕事をしているよう。
で、その日は久しぶりのミーティング。
一人は自分で事業を起こしているが、今は少しトラブルを抱えている。
一人は会社で仕事をしながら、自分で福祉関係のアプリを開発している最中。
もう一人も何か起業を考えているよう
 
で、聞こえてくる会話は
「今度のGoogle翻訳すごいよな。もうビジネス文書だったら英語の勉強なんか必要ないんじゃない ?」
仕事でトラブルが起きるのは、悪いことじゃないと思うよ。
ちゃんと前に進んでるってことじゃん
「会社の仕事なんて、昼までに済んじゃうよ。
だから昼からはずっと自分のアプリ作ってる
今独立することにそれほどリスクはないんじゃないかなー。
もし失敗したって、そのあと仕事に困ることなんてないでしょ
などなど。
 
起業家を目指す若者たちが、麻布十番の焼き鳥屋で情報交換。
六本木ヒルズに近いこの辺りではよくある光景かも知れません。
しかし、実際に若者が熱っぽく話しているのを見ると、何か嬉しい気持ちになりました
 
それともう一つ。
昭和生まれの私は、バックパックを背負って会社に行く、それも自転車に乗って、というのはどうもうさん臭いイメージをもっていました。
ちゃんと仕事してるのなかあ、と。
でも今回、少し見方が変わりました。
バックパッカーも結構ちゃんとしていて、やりたいこと見つけて頑張ってるんだと。
応援したい気持ちになりました。
 

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