日経新聞によると、コンビニの店舗数の伸びが鈍化しているとのこと。
2017年度、セブンの店舗純増数は前年比2割減。
ファミマは店舗統廃合に注力していて、店舗数は純減となるそう。
先日、たまたまセブンイレブンの店舗開発の方と話をする機会がありました。
私たちの会社に近い店舗を全面リニューアルするとのこと。
その店は駐車場を備えた郊外型の店舗です。
建物を若干大きくして売り場面積を広く、同時に駐車場も広く。
そこまではよくある話なのですが、それに加え店舗レイアウトが大きく変わるとのこと。
①入口が真ん中に
これまで長方形の店舗の正面、左右どちらか寄りに入口がありました。
それを真ん中にもってくるとのこと
➁カウンターを正面奥に
これまでは入口に対し直角にカウンターがありました。
それを正面奥に広くレイアウト、入り口側を向く形になります。
③島の陳列棚をタテ方向に
店内の島陳列棚(壁に付いていない棚)を、正面から見てタテ方向に配置。
奥のカウンターに対しては垂直ですね。
例えは非常に悪いのですが、レイアウト的には昔の典型的なパチンコ店を想像すれば良いでしょう。
最大のポイントはカウンターを拡大することではないでしょうか。
これまでは長方形の店舗の「短い辺」をカウンターにしていたのですが、これからは「長い辺」がカウンターになります。
コーヒー・おでん・からあげの提供や宅配便の取り扱いはもちろん、今後も増え続けるであろう各種サービスに対応できるカウンター。
今後リニューアルする店舗は、原則このレイアウトになるとのこと。
冒頭の「店舗統廃合を含めた出店戦略の見直し」や「人手不足に対応する効率化」とも関係があるのでしょう。
カウンター背後の壁にはイメージアップのデザインが施されるとか。
どんな店になるのか楽しみです。