私の数少ない趣味の一つ「ゴルフ」。
キャリアはもう30年近く。
しかし大きな進歩もないままここまで来てしまいました。
ゴルフには、他のスポーツにないシビアさがあります。
それは一番ヘタな人が一番難しい場所(ライ)から打たなくてはいけない、ということ。
つまり一番技術を要するショットを求められるのです。
4人でラウンドすると、1打目こそ全員同じところから打ちますが、
2打目からは上手い人とヘタな人の運命が大きく分かれます。
一番上手い人は、ふかふかのフェアウェイから2打目、楽々ナイスオン。
一番ヘタな人は、クラブを3本持って山の斜面を駆け上がり、
転げ落ちそうなところから2打目、結果さらに地獄へ。
ヘタな人のスコアが加速度的に悪くなるのがゴルフです。
この理屈はビジネスでも通用します。
ビジネスにおいても、失敗して行きついた場所は、いいショットが出にくい難しい場所なのです。
そこから次の手を打っても、いい結果につながる確率は極めて低いでしょう。
悪いショットをしてしまったら、まずはフェアウェイに戻す。
そして良いライから次のショットを打つべし。
ゴルフもビジネスも肝に銘じておきたいものです。
なかなかそうはできませんが・・・。