ひどいラジオ体操をセルフチェック !

ひどいラジオ体操をセルフチェック !

 

毎朝8時のラジオ体操から仕事が始まります。
部署ごとにするのですが、月曜は全体朝礼なので、全社員が並んで体操します。
見ていると、工場の子たちのラジオ体操がとにかくひどい
腕を大きく回すところでは、ひじから先がわずかに動くだけ。
ジャンプするところでは体を上下にゆするだけ。
30代・40代の社員たちが、非常に子供っぽく見えます。

彼らと話をしてみると、ラジオ体操をすることに異論があって抵抗しているわけではなさそうです。
ただ仕事そのものではないし、一所懸命するのもカッコ悪いし、先輩たちもそんな感じだし、何となくそんなやり方になってしまったのです。
確かに、彼の国のマスゲームみたいに「みんなが揃ってビシビシ」である必要はありません。
ちゃんと体がほぐれて、見た目がみっともなくなければ良いのです。

自分の姿・行動がみっともないレベルになっていないか、セルフチェック(自己診断)する方法があります。
「今の自分の姿を、自分の子供に見せられるか」と自問するのです。
子供が会社見学に来たと想定して、今の自分のラジオ体操を見たら子供はどう思うか、を自問すれば良いのです。
子供がいない人は両親が会社見学に来たと想定します。

日頃子供に、「もっとちゃんとしろ」「まじめにやれ」と言っているお父さん。
そのラジオ体操で子供のことを注意できますか?

毎月第1金曜日は、「お肉の日」

毎月第1金曜日は、「お肉の日」

 

毎月第1金曜日は、「お肉の日」
スーパーの売り出しではありません。
私たちの会社の話です。
地元の百貨店のお肉屋さんが会社に配達してくれるのです。
もともとそのお肉屋の社長を知っていたので、お願いして始まった社員への福利厚生サービスです。
買いたい社員は火曜までに注文票に記入します。
すると金曜に注文者ごとに袋に入れて持ってきてくれます。

デパ地下商品ですから、黒毛和牛、国産豚、地元のブランド鶏のみ。
配達日の朝カットするので、フレッシュで見た目も非常にキレイです。
価格は百貨店の店頭の半額程度、一部をピックアップすると、
ブランド黒毛和牛すきやき用  900円/100g
国産豚モモブロック  168円/100g
地元産鶏ササミ  68円/100g
(※消費税込)
普段よりぐっといい肉をスーパー並みの値段で買うことが出来ます。
もちろん福利厚生なので、会社が中抜きすることはありません。

今月で8回目、社内の口コミで毎月利用者が増えています。
今月は20名で7万ほどの注文になりました。
配達された肉を終業まで一時保管するのに、既存の冷蔵庫では足りなくなり、もう一台冷蔵庫を増やしました。

今日は第1金曜、「お肉の日」でした。
工場での仕事が終わり、冷蔵庫がある食堂で注文した肉を受け取ります。
毎回そうなのですが、肉を受け取る時の社員はなぜかみんなハイテンションです。
今日もお互いの肉を見せ合って盛り上がっていました。
受け取った肉を抱えて車に乗り込む社員を見ていると、家族との食事が想像されて、こちらもちょっと幸せな気持ちになります。

アストロズ青木選手、メジャー初登板 !

アストロズ青木選手、メジャー初登板 !

 

米メジャー・アストロズの青木宣親外野手が、6月30日のヤンキース戦でメジャー初登板をしました。
4対10と大差を付けられた9回表、敗戦処理投手としての登板です。
さらに3点を献上する結果になりましたが、「投手陣温存」という目的は立派に果たしました。
現在3冠王のスラッガー、ジャッジから空振りを奪い、最後はセンターフライに打ち取る、というオマケまで付きました。
ヤンキースのベンチから楽しそうに見ている「マー君」も印象的でした。

ところで、野手がピッチャーをしなければいけない、メジャーリーグの過密スケジュールとはどんなものか。
シーズンは4月〜9月の180日あまり、その間に162試合が組まれています。
計算上、休みは18日ですから、ちょうど10日に1日しか休みがない、ということになります。
ちなみに日本のプロ野球は、185日の間に144試合。
計算上、4.5日に1日が休みです。
つまり、メジャーの休日は日本の半分もないのです。

おまけにメジャー30球団の本拠地球場のうち、ドームは5球場のみ。
梅雨のある日本ほど雨は多くないようですが、それでも雨天中止になるケースは相応にあるでしょう。
すると振替でさらに過密スケジュールに。

ベンチ入りする登録選手数は、日本と同じ25名。
地区割りしてあるとは言え、あの広い国土を転戦しながら20連戦することもザラらしいので、とんでもない過重労働です。
間違っても、日本の「鉄人」と呼ばれるような連続試合出場など出来ないのです。

私は当初、イチロー選手や青木選手の当番は、「ムダなことはしないよ」というアメリカ的な合理的敗戦処理だと思っていました。
また敗戦濃厚な試合でのファンサービスなのか、とも。
おもしろいから、日本でもやればいいのにな、とも。
しかし、あらためてメジャーの超過密スケジュールを見ていくと、第一義は本当にやむにやまれぬ戦力温存なのだということが分かりました。
休みがそれなりにある日本では、やらない方がいいですね。

それにしてもメジャーリーガーは働きものです。

ゴミ箱に ミカンの皮を 捨てないで

ゴミ箱に ミカンの皮を 捨てないで

 

若いときに身についた考え方や習慣は、いつまでも体に染みついています。
それだけに、その習慣に反する状況に直面すると、落ち着かない気持ちになってしまいます。
その一つが、事務所のゴミ箱にミカンの皮を捨てる行為です。
今は夏なので、温州ミカンはありませんが、それでもたまに夏ミカンをもらうことがあります。
事務所の机でミカンをむいて食べる、これは田舎の会社の醍醐味です。
それはいいのですが、隣の席の部下は食べた後の皮を、事務所のゴミ箱に捨ててしまいます。
これが私にとっては気持ち悪くてしょうがありません。

私は銀行員時代、事務所のゴミ箱に生ものを捨てることは、絶対にしてはいけないこととして教え込まれました。
銀行では毎日たくさんの伝票・帳票を取り扱います。
それをどんどん処理して、用済みのものは机の下に置いているゴミ箱に入れていきます。
15時に店が閉まり、勘定を合わせたり書類を整備していると、たまに伝票が足りないことが発覚します。
そうなるとゴミ箱をひっくり返すことになります。
ですからここにミカンの皮を入れることは絶対ないのです。
鼻をかんだティッシュも。
ちなみに銀行では預金事務で出たゴミは透明の袋に入れて、日にちを書き、数週間保管します。
年に何度かはその保管ゴミをひっくり返してみんなで書類を探すこともあります。
そこにミカンの皮が入っていたらカビカビで大変です。

今の職場は毎日重要な書類を扱うわけではないですし、ゴミ箱をひっくり返して探すシーンもめったにありません。
中小企業の程よいルーズさも尊重したいので、「ゴミ箱に生ゴミ」の件は、胸に引っかかりながらも黙認していました。
ところが先日、部下がゴミ箱の中の書類を引っ張り出して何かを探しているのを見ました。
時を得たり。
「そう、そうやって何か探すことあるでしょ。
だからゴミ箱に生ゴミを入れるのはやめよう」
ようやく伝えることが出来ました。

映画料金と、マクドナルドクーポン

映画料金と、マクドナルドクーポン

 

マクドナルドのクーポンのことは以前から知っていました。
しかしレジでケータイ画面を見せる勇気はなく、これまで一度も利用したことがありませんでした。
先日たまたま、息子とマックのドライブスルーを利用することに。
その時に、ドライブスルーではクーポン番号を言うだけで割引になることを知りました。
初めてのクーポン利用。
二人で100円も安くなったことにちょっとびっくりしました。

割引の代表と言えば「映画料金」でしょう。
レディースデーやシニア、レイトショー、毎月1日の割引。
JAFやクレジットカード、生協のの会員割引など。、
おかげさまで私も、数年前から夫婦50割引を使えるようになりました。

10年くらい前まで、関連会社で映画館を運営していました。
その関係で、全国の映画館の入場者数などのデータが、定期的に送られてきていました。
その中に「平均入場料」という項目があり、その当時で1,250円でした。
(子供料金も入っています)
通常料金は現在と同じ1,800円ですから、割引を使う人が本当に多いことを知りました。
現在はさらに割引制度が増えているので、もう少し平均入場料は下がっているかも知れません。

こうなるとまともに1,800円支払う人はよっぽどの「お人よし」に思えます。
アメリカの映画料金は6〜7ドルですから、そもそも日本は高いのです。
その1,800円という高い価格を守りたい、でも入場者数もほしい。
で、複雑な割引制度になってしまうのでしょうか。

「お人よし」の立場から言わせてもらえば、どうせ平均は1,250円なんだから、割引をすべてやめて、いつでも誰でも一律1,300円にしてほしいものです。
割引が無くなってもこのくらいの価格であれば、今の利用者がいなくなることはないでしょう。
映画を観たいお客はもっといます。
いつでもどこでもリーズナブル価格の方が、パイをもっと増やせるのではないでしょうか。

マックも映画も、「お人よし」を売上計画・利益計画に組み込むのをやめてほしいものです。
本当は、「お人よし」こそ「大切にすべきいいお客」ではないでしょうか。